VZ MAX 3.58m
HOLLOW MOLDED

この機体は、日本では珍しいF3Iというカテゴリーのグライダーになります。
F3FやF3Bなどは、雑誌などでもよく目にするのですが、F3Iはあまり聞きなれないとおもいます。
FIA(国際航空連盟)におけるラジコングライダーのカテゴリーで「空中曳航ソアリング模型」とうカテゴリーになります

キット内容は、フルコンポジットの完成機となっています。
胴体は、FRP製のフルコンポジットになっていています。

機首の部分は、セミスケール機のようにキャノピーがついていて、それがメンテナンスハッチとして大きく開くようになっています。
その中にベニア製のメカプレートを取り付けてメカを搭載されるようになっています。
このプレートには、サーボが3個搭載できるようにカットしてありますが、ラダー・エレベーター・トーイングフック用が搭載できるようになっているのと、前方がU字に切り欠いてあるのは、モーターグライダーにした時にモーターが当らないようにしたものです。

主翼を取り付ける部分は、F3F競技用のように大きなカンザシが入るようになっています。 カンザシは、カーボン製の長方形の大きく丈夫なものが使用されています。
若干の上半角がつけてあります。
4m近い主翼を支えるカンザシですが、カーボン製で非常に軽量にできていて、40cm近くあるカンザシですが、重量は、163.1gになっています。
胴体の見た目は、スケール機のように見えますが、カンザシなどは、ほとんどF3F機のようです。
主翼は、バルサシャーレ構造で、翼型は、「MH33mod」を採用で走りの良さを確保しています。
フラップとサーボのマウントスペースには、カーボン補強がされていて、メーカーの製造番号が入っています。

翼端も綺麗なカーブで成型されていて、主翼全体の後縁は、手が切れそうなほど薄く仕上げられていて、空気の乱流を極力押さえるように成型されています。
このあたりも、競技用機体と同様です。

水平尾翼もバルサシャーレ構造で非常に軽量で丈夫に仕上げられています。
カラーは、上が裏側・下が表側のカラーリングになっています。
エレベターは、カーボンパイプをカンザシとした、フルフライング式となっています。
当然、分割をして収納することがかのうです。
ピンと立った垂直尾翼に微妙な曲線を持った水平尾翼が機首に比べてスマートなテール部分についてスケール機でもF3F専用機でもない独特の雰囲気をもっています。 キャノピーは、コクピット部分と接着済になっているので、フィギアを載せる場合はその接着を外さないといけません。
脱着は、後方についているラッチをスライドするとワンタッチで出来るようになっています。
付属パーツは、ABS製の軽量サーボカバー・ロッドエンド・レーザーカットのベニア製のサーボマウント・ラダー/エレベータ用のカーボンロッド・カッティングシート式のデカール等が入っています。 この機体の説明書には、モーターの搭載方法も掲載されています。
ノーズの部分をカットしてモーターマウントを搭載してスピンナーをつける方法ですが、モーターグライダーと割り切ってしまえばこの方法が一番簡単で確実に搭載できます。
※ご注意※
海外輸入品のため、まれに凹みやカド部分の当りがあることをご理解の上お求めください。

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モーターは、アウターローターの700w以上のものが十分入るスペースがあります。
今流行の垂直上昇とまでは行かないでしょうが、当社のCOOL-SPIN C3528-0800を4セルリポで駆動しても良いでしょう。
このサイズになると一人で手投げと言うわけには行きませんが手軽に飛ばせて、機体の稼働率もよくなりますし、スロープでの保険にもなってよいかもしれません。
ピュアの組んで、スロープでセミスケールのような機体で、F3Fの機体に負けないフライトをすると目立つこと間違いないですし、モーターグライダーにしてオールマイティーに楽しんでも良いしで、組立てるオーナーの好みに合わせて楽しめる機体の一つです。
本機は、チェコのBAUDIS社製なのですが、TOPMODEL.frのみが販売できる機体とのことです。